皆様、こんにちは。
早良区のDoremi Reiピアノ教室の藤山です。
ご覧頂きありがとうございます。
前回、ご紹介しました西新から通って来られている早良区西新小学校4年生のK君と早良区百道中学校2年生のS君ご兄弟。
早良区西新小学校4年生のK君と早良区百道中学校2年生のS君兄弟が一緒にご入会してから3ヶ月経ちました発表会にも参加決定で、お母様も大喜び
発表会の参加を決めてくれましたが、はじめは2人とも消極的だったんですよ。
それを2人とも出席に導いてくださった、お母様のお力添えがとてもユニークで印象に残りました。
♪好きな曲はあるけど‥
早良区西新小学校4年生のK君は、前に住んでいたところでピアノを習っていた時に、アンサンブルで演奏する予定だった曲があるそうです。
諸事情でそのアンサンブルは出来なかったとのこと。
発表会出欠のお話になった時、お母様がお話ししてくれました。
「その曲は結構好きだった、よね」
いつもお付き添いで一緒に来られるお母様が、K君に声をかけます。
K君は恥ずかしそうに小首を傾げて、
「うーん、」
と、どうも発表会に出てその曲をピアノで弾く事を躊躇っている様子。
リスタートしたばかりですから、不安は当然ですよね。
そこで、私が
「ねえ、連弾だったらどう?私が伴奏するの。一緒に弾くのだったらできるんじゃない?」
と提案してみました。
すると、お母様の方が早くに賛成してくださり、K君をプッシュ。
「どう?やってみる?」
まだちょっと悩んでるっぽいK君でしたが、お母様に背中を押されるように、1、2度小さく頷いてくれました。
「あ、よかったら、お兄ちゃんとでもいいよ」
お兄ちゃんのS君との連弾であれば、家で伴奏付きの練習もできるし、お兄ちゃんは自然に発表会に参加に繋がるかな、と思ったのです。
が、
「お兄ちゃんとすると、バトルが始まるね」
なんて、お母様の実に間合いのよいひと言が、笑いをさそい、K君も思わず苦笑い。
「じゃあ、私とでいいかな」
「ハイ」
今度は、しっかりと頷いてくれたK君。
曲は、決まっているので、連弾の楽譜が見つかり次第、練習&レッスンを始める事になりました。
こうしてK君の発表会参加が決まりましたが、お母様の好アシストは、まだまだ続きます。
♪先手必勝
さて、一方のお兄ちゃんは、早良区百道中学校2年生。
部活動もしているし、ピアノは好きといっても毎日は練習できないのでは、と心配していると、
「毎日弾いてはいますが、発表会は、もっと上手な人が出るんじゃないかと思っているようで‥」
と、お母様。
S君のレッスン時に、私が直接尋ねてみても
「もし、(発表会に)出るとしたらこの曲で‥」
と、言うにとどまるのみ。
出欠については保留のまま、夏休みへ突入しました。
S君K君のスケジュールの都合で、お盆休みまでレッスンはお休み。
やはり人前で演奏するのは恥ずかしいのかな、と気になりながらも、お返事を待つことにしました。
そしてひさしぶりのK君のレッスン時のこと。
ナント、お母様が2人分の発表会費を持ってこられたのです。
「お兄ちゃんも、ですか?」
と、ビックリした私が尋ねると、K君から思いがけないひと言を聞きました。
「お兄ちゃん、夏休み中ずっと練習してたんだよ」
「毎日?」
今度はお母様が尋ねます。
「うん」
「じゃあ、出るんだと思います。よろしくお願いします」
あっさりと決めてしまうお母様のこの決断力
まさに母は強し、ですね。
私はキョトン⁇とするばかり(笑)
念のため、翌週のS君のレッスン時に確認してみました。
「お母様に聞いた?発表会のこと‥」
「あ、はい、」
「いいのかな?」
「はい」
淡々と受け答えするS君の演奏は、ほぼ完成に近い形。
K君の言っていた通り、よく練習した様子が伺えます。
そしてお母様ならではのヒラメキといいますか、テレパシーといいますか、あの時点でのお申込みがあったからこそ、S君も時間を有効に使えたようでもあります。
どうやらこれは、お母様の作戦勝ちの模様ですね
今、やれる事、出来る事を見つけたら迷わずに進む
ハイ、私もその精神を忘れずに、発表会に向けて精進してまいります
以上、今回は西新から来られているご兄弟が発表会参加を決めるまでのエピソードをご紹介いたしました。
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