皆様、こんにちは。
早良区のDoremi Reiピアノ教室の藤山です。
ご覧頂きありがとうございます。
10月30日の発表会に参加された生徒さんをご紹介するシリーズ、最後は中学生さんです。
・第1回目はこちら↓
Doremi Reiピアノ教室(早良区)発表会2021の記録〜発表会デビューの生徒さん
・第2回目はこちら↓
Doremi Reiピアノ教室(早良区)発表会2021の記録〜発表会の名曲を弾いた生徒さん
・番外編はこちら↓
Doremi Reiピアノ教室(早良区)発表会2021の記録〜番外編・れい先生のひとりごと『音楽の神様からの贈り物』🎀
・発表会の概要はこちら↓
Doremi Reiピアノ教室(早良区)2年ぶりの合同発表会が終わりました🎹
♪思い思いの音を奏でたそれぞれのステージ
当ピアノ教室(早良区)には、近年、中学生の生徒さんも増えてきました。
もちろん、部活や塾もありますから小学生の時よりレッスン回数は減ります。
それでも中学生2年生までは発表会にも参加したいと希望してくれる頑張り屋さんがほとんど。
嬉しいですね💕
スケジュールをお互いに打ち合わせたり、短時間で効果がある練習方法をアドバイスしたりして、貴重な時間を有効に過ごしてもらえるよう、工夫しています。
それに応えてくれる皆さんの奮闘ぶりは、私の大きな活力となりました。
♪会場を包み込むあたたかな音色〜早良区百道中学校2年生S君
今春、当ピアノ教室(早良区)に兄弟でご入会くださった、早良区百道中学校2年のS君と早良区西新小学校4年生のK君は、2人揃って第4部に出演しました。
早良区西新小学校4年生Kくんと早良区百道中学校2年生のS君兄弟が一緒にご入会してから3か月経ちました🎹発表会も参加決定で、お母様も大喜び
早良区西新から通っているS君K君兄弟のお母様がナイスアシスト連発❗️お2人が発表会参加を決めるまで🎵
私と連弾でジブリの「ハトと少年」を演奏するK君は、カッコいいブレザースーツ姿。
練習の時は6拍子の取り方に苦労したけど、本番では淡々と自分の音楽を紡ぐ事が出来ました。
前日、レッスン室でのリハーサルにも当日のお洋服で来てくれて、体の動きを確認した時に、楽譜をめくるタイミングを調整できた事も良い結果に繋がったようです。
それを受けてのお兄ちゃんS君の演奏は、ピアノの特徴をよく掴んだ優しくあたたかな音色が会場全体に響いて、いわゆる「ヒーリングミュージック」のように、心を和ませてくれましたよ。
S君が演奏するのは、ジブリの「あの夏へ」は、誰もが知っている有名な「千と千尋の神隠し」の挿入歌をテーマにしたBGMです。
久しぶりに人前で弾く、という事もあって夏休みからしっかりと楽譜に向き合ってきたS君。
曲のイメージは、すでに出来上がっていて、譜読みの時からすでにどんな風に弾こうか、を考えながら暗譜していた様子。
その暗譜がほぼ出来上がってきた頃に、全体のバランスを聞きながら、私が指遣い、ペダル、強弱、テンポ、を提案してみたり、和音の分解練習の方法、トレモロの弾き方のコツ、を提示してみたりして、この2ヶ月間は音楽を磨いてきました。
1番感心したのは、出だしの水の波紋を表現する全音符のアルペジオです。
倍音を活かしたペダリングが、美しさを引き立てているのを自分の耳で捉え、自分の出した音・音楽に全神経を集中させた4小節。
そこからさまざまな形に移り変わる水面の様子を、自由自在に紡ぎ出していく集中力の高さ。
きっと、S君得意の「囲碁」で鍛えられてきたのですね。
あっという間に、エンディングになってしまったS君の演奏は、やっぱりもう一度聞きたくなる、人を惹きつける魅力があります。
ぜひ、また発表会でそのあたたかな音楽を聞かせてほしいものです。
終演後、お2人から可愛いギフトをいただきました🎁
有難うございました✨
♪基礎トレの効果的面〜早良区高取中学校2年生Sちゃん
ハノンや指のトレーニングなどの基本の練習が大好き、という早良区高取中学校2年生のSちゃん。
早良区高取中学校2年生Sちゃんもレベルアップ中❗️ 中学生も頑張っていますpart2
今回チャレンジしたベートーヴェンの「悲愴 第2楽章」は、出だしのパートは3声、次のパートが4声、という多声音楽。
譜読みはスムーズにできたけど、各声部の音量のバランスに四苦八苦。
メロディーが聞こえなくなったり、どこかのパートの音が掠れたり、装飾音符のリズムが崩れたり、さまざまなな課題を抱えてきました。
それをクリアできたのは、日頃の指の筋力アップへの高い意識に尽きると思います。
Sちゃんは、ピアノの前に座っている時は、弾くことに集中、指の筋力アップは、日常の生活の中で取り組む、という練習スタイルなのだとか。
たしかに、テレビを見ている時、勉強の合間、移動中など、ちょっとした隙間時間にできる指のトレーニングは沢山あります。
自然に身体がほぐれて、指の力がついていくのであれば、これに越したことはありませんね。
それでも本番は
「足が震えた〜」
というSちゃんですが、なにがナニガ❗️
どの音もハッキリと聴こえて、メロディーもよく歌えていました。
最後のpp(ピアニッシモ)の和音もちゃんと、三和音の響きが届いていましたよ💮
後日、お話を聞くと、期末考査の試験勉強や他の習い事の資格試験の準備など、今までで1番忙しいスケジュールの中で迎えた発表会だった、とのこと。
きっと人一倍の達成感を満喫していることでしょう。
お疲れ様でした👍
【補足】
終演後、お母様が、SちゃんYちゃんと並んだところをお写真に撮っていただいたのですが、後日、改めてご挨拶のご連絡をいただきました。
もう一度、姉妹連弾を聴きたいそうですが、2人のお時間がうまく合わなくなってきたから、とご本人たちに却下されたそうです😅
私もお母様のお話に1票❣️
いつか実現させてほしいですね☺️
♪細かい分解練習で音符が真珠の粒のよう〜中央区友泉中学校2年生M子ちゃん
以前にもご紹介しました、中央区友泉中学校2年生のM子ちゃんは、とにかく熱心❗️
中学生も頑張ってます❣️友泉中学校2年生のM子ちゃんはテニス部との両立で、トルコ行進曲にチャレンジ中✨
自分が納得する練習方法をレッスン時間内にキャッチできるよう、質問を繰り返してくれます。
モーツァルトのトルコ行進曲は、テンポが速く、16分音符の順次進行やオクターブのメロディーが次々と変化するところが、ポイントのひとつ。
超有名な楽曲ということもありますが、ひとつずつのフレーズ、1音1音をしっかりと自分のものにしよう、というM子ちゃんの気合いの入り方も、これまでとレベルが違いました。
トリルの回転数、ペダルの上げ下げ、左手のアルベルティ・バスの揃え方、アルペジオの響かせ方、テンポ、拍子など、どの部分も磨き残しがないよう必死に自分の音を聞いて覚えていく時は、今までにないほど真剣‼️
前出のSちゃんと同じく、基本の練習や指の筋力トレーニングも続けているので、練習の方法がハマれば効果が現れるのには、そんなに時間はかかりません。
緊急事態宣言が明けた10月から、部活も練習試合が入ったりして忙しくなる中、朝早起きして学校に行く前、帰ってきてからのわずかな間を有効に使って、地道な練習を繰り返し、迎えた当日。。。
まるで真珠がコロコロ転がっていくような、滑らかで鮮やかな響きを持った音の粒✨
codaの4和音のアルペジオもいい具合に腕の力が抜けて、どの音もハッキリ・クッキリとした響きをペダルに乗せて遠くまで飛ばす事が出来ましたよ🙌
終演後、久しぶりにお会いしたお母様も
「よぉく細かい練習してたもんね」
と、M子ちゃんの頑張りを誉めてあげていらっしゃいました。
しっかり見ててくださったのですね💕
いつもありがとうございます💐
いかがでしたでしょうか?
今回は、2年ぶりの発表会に参加してくださった中学生さんのご紹介でした。
10代という年齢は、時に思いがけないパワーを発揮するものです。
それは中学生になろうが、高校生になろうが、応援してくれたり、見守ってくれたりするご家族の存在があってのこと。
もちろん、正しい練習方法を身につける、という自分自身の努力も必要ですよ。
特にこの先、高校受験を控えている中学2年生の皆さんは、今回の発表会で「音楽の神様」に頂いた「贈り物」をモチベーションに変えて、ハードなシーズンを乗り越えてもらえたら、私もこれほど嬉しいことはありません。
来年も無事に開催できることを願いつつ。。。
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