皆様、こんにちは。
早良区のDoremi Reiピアノ教室の藤山です。
ご覧頂きありがとうございます。
2019年のクリスマス合同発表会が、無事に終わりました。
このピアノ発表会は、2013年Doremi Rei ピアノ教室が開講した当初から、福岡女子短期大学音楽科や西日本音楽学院卒業の先生方とご一緒させて頂いております。
今年で21回目の開催ですが、当ピアノ教室は、6回目の参加です。
当日はあいにくの雨。
数日前から気温が下がり、急に寒くなってきたこともあって、体調を崩してしまった生徒さんがチラホラ。
中には演奏のみ出席して、合唱と記念撮影は欠席します、と言う生徒さんもいらっしゃいましたが、概みんな元気に集合してくれました。
♪早口言葉で猛練習!Mちゃんがはじめのごあいさつに登場!
毎年、幼稚園・保育園の年長さんが「はじめのことば」という、開演のご挨拶を担当します。
台詞は大体同じで、ご挨拶する人数によってカットしたり追加したりして調整するのですが、今年は、女の子が4人。
当ピアノ教室からは、早良区紅葉幼稚園のMちゃんがお出ましになりました。
最後のパートを担当するMちゃんは、お辞儀をする号令
「れい!」
も発するので、意外と重要な役どころ。
開演直前の舞台袖では、台詞を早口言葉で練習してみたり、「れい」の声の高さを調節してみたり、という気合の入りようでした。
初めましての生徒さん達とも、すぐにうち解けて、Oneteamでしっかりご挨拶できましたよ。
♪連弾で華やかにスタート!
オープニングは、「ゆかいな時計」や「タイプライター」でおなじみ、ルロイ・アンダーソンの「そりすべり」の連弾です。
以前ご紹介した、西区姪浜から来られている姪浜小6年生のY君のお母様とご一緒でした。
親子で習うと楽しさも2倍!姪浜からお越しのY君(小6)とお母様
前日も最後の確認に来られたのですが、特に打ち合わせもしなかったのに、当日のお洋服の色や形、アクセサリーがバランスよく似通っていたのにはびっくり。
通じるものがあるって、こういうことなんでしょうね。
お母様は、そんなことより演奏の方が心配で心配で‥といった面持ちでしたので、舞台袖では何度も
「大丈夫、できるできる!」
と、声をかけあったり、手を取り合ったりして、リラックスにつとめました。
初参加にして連弾だけでなく、ソロにも挑戦したのですから、かなりのプレッシャーだった事でしょう。
それに負けず舞台に立って下さった事に、心からの感謝と盛大な拍手をお贈りしたいと思います。
有難うございました。
♪MちゃんRくん堂々の初舞台!1人でできたね
ピアノを初めて間もない生徒さん達による演奏のコーナー。
先日、ご紹介した早良区紅葉幼稚園のMちゃんとRくんもこのコーナーに出演しましたよ。
いよいよ発表会!毎年恒例レッスン室でのリハーサルも無事終了しました。
お名前を呼ばれて、ピアノの前に出て、お辞儀をするまでは、1人でできますが、流石に椅子の調整は難しいので、私が側まで行きました。
調節して座ってもらったら声をかけます。
「おいすのたかさはどうですか?」
「イイですよ」
「では、どうぞ」
お返事が「大丈夫です」ではないところが、2人らしいのですが、「いとこ同士」で、お家が近い事もあり、MちゃんRくんでお互いこんな風に声かけっこして練習していたそうです。
おかげで、2人ともしっかり演奏できました。
その堂々たるもの、初出演と思えないほど。
これからがますます楽しみです。
♪2019 年の集大成はこんな曲で
今回は、令和初、小学校6年生の生徒さん達には小学生最後の発表会とあって、皆さんそれぞれ気合い入っていました。
バッハ、ブルグミュラー、ソナチネ、ショパンなどのクラシックの王道から、J-POP 、ボカロ、アニソンなど、幅広いジャンルからの選曲は、当ピアノ教室ならではの特徴です。
発表会は本人のやる気尊重!ジャンルを超えて弾きたい曲に取り組みます!
①グリッサンドも次々キメた!ノーミスで爽やかな笑顔のH君
1番人気だったのは、当ピアノ教室の高取中学1年のH君が弾いたボカロの「ロキ」。
舞台袖で出番を待っていた他教室の女子中学生さんたちが、ノリノリの振り付きで一緒に歌ってました。
やっぱり中高生には人気なんだ、と思いながら視線を変えると、ホールのスタッフさんまで歌を口ずさんでいましたよ。
中学生になり、サッカー部とピアノのレッスンを両立してくれた1年。
上手く捗らない時期もありましたが、発表会ではノーミスで笑顔のフィニッシュ。
感動しました!!
もうしばらくピアノを続ける、と聞いた時も感極まりましたが、この日の演奏は、講師人生の中でも記憶に残る一曲となりました。
②足台外してお姉さんになったFちゃんが奏でる美しい2曲
2年ぶりの出演となった、早良区高取小4年生のFちゃんが弾いたバッハのメヌエットも見事でした。
はじめは「ト長調」が好きで、こっちばかり練習していたのに、最後は「ト短調」も美しく弾けるようになったFちゃん。
これもジーンときました。
今年の春頃までは、足台も使っていたのですが、それも外して、椅子の調節も1人でチャレンジ。
本人曰く、
「お姉さんだから」
と。ん?どこかで聞いたような・・・?
③ツッコミするどいしっかり者のSちゃんYちゃん姉妹は余裕の連弾
ホルストの「木星」を連弾してくれたのは、早良区高取小3年生Yちゃんと6年生Sちゃんの姉妹。
お姉ちゃんのSちゃんが、小学生最後の発表会だから、と連弾も希望して練習が始まりました。
原曲のホルストの曲というより、J-POPの平原綾香さんが歌っていた曲、として知っていたそうで、これなら頑張れそうと言って、早くから取り組み、それぞれ短い曲でソロ演奏も抱える、という力の入れよう。
「きょうだい」というのは不思議なもので、他の人とは違う息づかいがあって、ここでピッタリ合わせられたらいいけど、ちょっと難しいな〜、と思う部分がいとも簡単にピッタリと合ってしまうものです。
それは、絶対に「きょうだい」にしかできない呼吸。
本番でもズレる事はおよそありません。
‥という事は、本人達には伝えていませんが、お家ではビデオに撮りながら繰り返し練習したそうです。
最後のレッスンでは譜めくりをする私に、
「先生、笑ったらダメですよ」
とか
「音を立てないでめくれるようになりましたか?」
とかいう、スルドイご指摘が!
はい、仰る通り、お役目を果たしたはずですが、いかがでしたでしょう?
④みんなハナマル💮
その他にも、お母様と二人三脚で、時には泣きながらも、発表会向けて毎日練習してくれた小笹小1年生のRちゃん、早良区高取小1年生のS君、同じく高取小4年生のSちゃん、
空手との文武両道を目指している早良区原小3年生のR君、同じく原小5年生のYちゃん姉弟、
他の習い事が忙しくて、思うように暗譜が進まずレッスンで涙をこぼした早良区高取小6年生のMちゃん、西新小4年生のUちゃん、、etc.
みんなそれぞれの思いを込めて、1年間の力を出し切った事と思います。
上手くできた人、思い通りにできなかった人、1人でできた人、お家の人と一緒に頑張った人、みんなこの日は次へと向かうステップになりますよ。
応援してくれた周りの人に「ありがとう」の気持ちを伝えてくださいね。
♪指ならしから始めちゃいました!M子ちゃん伴奏による合唱
生徒さんの演奏が終わったら、全員ステージに上がって合唱です。
今年は「サンタがまちにやってくる」
伴奏は、当ピアノ教室の生徒さんで、笹丘小6年生のM子ちゃん。
レッスン室でも、当日のリハーサルでも何度も練習したのですが、本番はやっぱりキンチョーしちゃったようで、伴奏を一オクターブ高く弾き始め、オットット!で、もう一度始めから。
ほんの出だしの部分だけだったし、あとは最後までスムーズな運びでしたし、まあ、これはご愛嬌のうちでしょう。
本人とお母様も
「指ならししちゃったね」
と笑っておられました。
おおらかなM子ちゃんらしいコメントです。
♪また来年
毎年、開催する場所は、抽選によって決まります。
そのため、いつも同じホールとは限らないので、その都度ピアノとホールの大きさ、舞台の出入りを確認することになりますが、どんな場所でもどんなピアノでも、日頃の積み重ねが本番にあらわれます。
面倒くさくなる時もあるでしょう。
疲れる時もあるでしょう。
そんな時は、無理をしないで、ちょっと休憩すればいいんです。
そしたら、自然に次の目標が見えたり、ヤル気スイッチが入ったりします。
自分のペースで、計画的に、自主的に、効率よく練習し、本番に余裕を持って繋げられる工夫をする事、そしていつもいうように無理をしないで続ける事が大事です。
今回、私のソロ演奏はありませんでしたが、来春、また違うグループの「先生の発表会」に出演致します。
詳細が決まりましたら、このブログでも発信してまいりますね。
今年も1年間ピアノレッスンにご理解・ご協力頂きました保護者の皆様に、心より御礼申し上げます。
有難うございました。
Doremi Rei ピアノ教室の講師として、これからも皆さんと共に楽しい音楽の時間を過ごしていけますよう、日々努力してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
Doremi Reiピアノ教室(早良区)では、無料体験レッスンを随時受け付けております。
当教室にご興味をお持ちくださった方は、是非一度無料体験レッスンにお越し下さい。
皆様からのお申込みをお待ちしております。