皆様、こんにちは。
早良区のDoremi Reiピアノ教室の藤山です。
ご覧頂きありがとうございます。
発表会まで、もう間もなく。
12月に入ってすぐにレッスン室でのリハーサルを行いました。
♪みんな大きくなりました
毎年12月のはじめに、レッスン室で発表会前の「リハーサル」を行っています。
午前の部・午後の部・夕方の部に分け、5〜6人ずつ、多い時は6〜7人ずつレッスン室に入ってもらい、1人づつみんなの前で演奏した後、全員で合唱の練習をする、というのが当ピアノ教室の恒例行事です。
目的は、大勢の人が見ている中で弾くという、経験をしてもらう事ですが、
①弾く順番を「さいしょはグー」のジャンケンで決める。
②1人2人だと恥ずかしい歌の練習も皆とだったら大きな声で歌える。
③レッスンでは会えないお友達とおしゃべりする時間がある、
といった特典も付いて、本番へのモチベーションを高める効果も期待できております。
が!
去年、諸事情で多忙を極めていた私は、年々成長している生徒さんの身長や体型の事まで考えが及ばず、リハーサル当日集まってもらってから、あらまあビックリ!
その前の年まで5〜6人、6〜7人がレッスン室に入っても平気だったのに、目の前には、かなりギューギュー詰めの状態でピアノを囲む生徒さん達の姿!!
いくら小柄な生徒さんも、3年生・4年生になれば大きくなるのは当然ですよね。
そんな状況に生徒さん達の方から
「一ぺんにはムリじゃないですかぁ?」(西新小Yちゃん)
「ふたつに分ける方がいいですよ」(笹丘小Mちゃん)
などと声が上がりました。
しばらくの間、やいのやいの、なんだかんだ、とザワザワしましたが、結局
「この後もリハーサルあるし、時間が押してるからゴメンね!」
とひと言断って、おしくらまんじゅうを我慢してもらい、みんなは汗だくに、私は冷や汗タラタラになりながら、リハーサルを行ったのでした。
♪お披露目会、その前に
そんな去年の反省を踏まえて、今年は少人数制でと決めていました。
レッスンの前後の生徒さん同士で「お披露目会」と名づけた見せ合いこ、弾き合いこです。
一対一でも目的や特典は変わりません。
ただ、華やかさがなくなったのが心配でしたが、それは取り越し苦労。
かえって落ち着いて生徒さん同士を紹介してあげられるし、生徒さん同士もお互い話しかけやすそうでした。
来年もこのスタイルを続けようかな、と思います。
そんな中で1番面白い組み合わせだったのが、早良区紅葉幼稚園の年長さんMちゃんと年中さんRくんのコンビ。
いとこ同士で、2人とも今回初の発表会出演です。
いつもレッスン曜日が違うので、一緒にピアノを弾く時間を過ごすのはお披露目会が初めて。
日頃のレッスンでも元気ハツラツなのはR 君の方で、どちらかというと控えめなM ちゃんなのですが、2人揃った途端にMちゃん元気爆発!
2人のお披露目会の前に、新しく来られた高取幼稚園のUちゃんのレッスンをしていたのですが、さあ、Uちゃんの終わりのご挨拶をしましょう、という時に
「れいせんせー!こんにちはあ〜」
と、大きな声でご挨拶しながら入ってきてくれました。
Uちゃんは2回目のレッスンで、まだ恥ずかしくってキンチョーしながらも、ピアノ・リズムうち・おえかきを順番にこなしてくれて、ちょうどホッとしたところ。
2人の勢いの良さに、圧倒されたようで、お目目パチクリのUちゃん。
「じゃあ、れんらくノートね」
その場をなんとか冷静に保つよう、私がUちゃんに渡そうとすると、
「あ!それ持ってる。いっしょだ!」とMちゃん。
「え?ぼくのはちがうよ」Rくん。
「わかった、女の子はみんなピンクで、男の子はべつなんだ!」
そのパワーは、お披露目会にとっておいてほしいと思うくらい、軽妙なトークが続きます。
「ハイハイ、しーっ、ね」
私の一本指の制止でようやく2人に一時停止がかかり、やっとUちゃんのご挨拶が終わりました。
ちょっとビックリしたかなと気になりながら、私が玄関でUちゃんとお母様をお見送りしてると、中の2人はすでに出席カードに貼るシール探しに夢中。
Uちゃんもそれがちょっと気になるようで、様子を伺っていました。
いずれ、一緒にワイワイできるかな?
またひとつ楽しみが増えました。
♪初出演でいきなりソロ!
さて、肝心のお披露目会は?というと、これがまた立派なんです!
2人とも!
大体、初めて出演する生徒さんは、私と連弾するのが普通なのですが、MちゃんとRくんは、ハナっから1人がいい!とソロ演奏を希望。
お母様や、時々お付き添いで来られるおばあちゃまは、連弾もいいですよ、と私の提案を受け入れるよう2人にお話してくれたのですが、どういうわけか、最後までうん、という事はありませんでした。
これは、私も全く初めてのケースなので、本番どうなるのか結構心配なのですが、当人たちは
「ぼくもう5才だからひとりでできるよ」
とRくんが言えば、お姉さんのMちゃんも負けずに
「Rがひとりで弾くならひとりがいい」
と、いう具合。
すでにちゃんと暗譜で、お辞儀や姿勢に注意してキチンと弾けて、何も言うことないくらい立派。
ここまできたら、このままの勢いで元気に楽しくステージに上がってほしい、それだけです。
♪さあ本番です
直前は、心配事が増えると思いますが、楽しい事をいっぱい考えて出来るだけリラックスできるよう心がけていきましょう。
あと、ケガや病気には気をつけて当日は元気に会いましょうね。
Doremi Reiピアノ教室(早良区)では、無料体験レッスンを随時受け付けております。